2021年9月22日

スイッチで世界が広がる

スイッチで世界が広がる

神経難病の方の支援にはスイッチへの支援が欠かせません
生活期においては個別性・多様性のあるニーズに対してスイッチを使用できることで世界が広がります
スイッチを使用できることで

  • ナースコールが呼べる
  • 意思の表出が出来る。(意思伝達装置の使用)
  • インターネットなど余暇活動が出来る
  • 様々な家電が操作できる。(環境制御)

神経難病の方の進行・症状は様々です
スイッチ設定時の留意点として

  • 正確に操作できる身体部位・ポジショニングを選択する
  • 複数の人がスイッチ設定を行うので分かやすく提示を行う
  • 「作動音」で使用者が動作を確認出来るようにする
  • 不随意的な動きでの誤作動防止には「呼び鈴分岐装置」を使用する
  • 徐々に進行する症状に対して、常に先を考えて手段を検討する

サポートハウスみさとヴィラではコミュニケーションサポートチーム(CST)が一丸となって支援をしています

リハビリ科

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グランドフリッチャー

ティルティング機構(姿勢を維持したまま座面ごと角度を変えて、お尻や太ももにかかる体重を背中や腰へ分散させる)とリクライニング機構(背もたれの角度を変える)が一体になった多機能型の車椅子。人工呼吸器も搭載可能で、快適に日々の外出を楽しめます。

マクトス

音声や文字によるコミュニケーションが困難な方のための支援機器。筋電、眼電、脳波などの生体信号を検知し、設定した値(閾値)を超える信号を検知すると、スイッチ操作やコールが鳴るように設定できます。指の動きや視線の動き、瞬きなどが難しくなった方も、家族やスタッフとのコミュニケーションを取ることが可能です。

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プラスチックケーススイッチ

押した時がスイッチオン・離すとオフとなる、指で押して使うタイプの軽量でシンプルなスイッチ。握力の大きさに応じて適切なスイッチを選ぶことができます。プラスチックケースの中に内蔵されたマイクロスイッチの場所を変えることで、感度を細かく調整することが可能なため、利用者さまの状態に合わせて工夫してセッティングを行っています。

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伝の心

センサーを使用して身体の一部をわずかに動かすだけで、文字をパソコンに入力できる意思伝達装置。 DVDやテレビなどのリモコン操作、インターネットや電子メールなど、介護者の力を借りることなく、利用者さまが多くのことを自由に行うことができます。これまでの仕事を継続する・新しい活動を始めるなど、さまざまな可能性を広げるツールであり、ALS当事者で国会議員の舩後靖彦氏も使用していることで知られています。

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